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《建設用3Dプリンター》東福寺 光明院にて

京都は東福寺、光明院にて、彫刻家Nell Shiina氏による個展「Where now in gaze?」が開かれ、彫刻やドローイング、ペインティングが展示されました。

《そして!》

光明院といえば重盛三玲により作庭された枯山水庭園「波心庭」

そこに展示されました当該個展最大サイズの彫刻はなんと弊社MATの建設用3Dプリンターで印刷しました!

この彫刻はNell Shiina氏とクリエイティブディレクターのアラタスズキ氏のコラボ作品であり、制作に弊社3Dプリンティング部の技術が採用されました。

Nell Shiina氏によって生み出されたモチーフ(石膏)を弊社で3Dスキャンを行い3Dデータ化、

そのデータをもとに弊社社長が実際に印刷するための構造案踏まえ設計、

それをアラタスズキ氏が再構築し、弊社3Dプリンティング部が印刷用3Dモデリング、印刷を行いました。

当初は高さ約3mの彫刻を制作する予定でしたが波心庭には重機が入れないため、各パーツを人が手で持つことができ、なおかつ転倒などの安全面を考慮してスチール製の支柱を軸として積み上げるなど、施工面でも全面バックアップさせていただきました!

スチール支柱は弊社鉄骨部で加工し、現地施工も施工チームを派遣しました。

彫刻家が思いのままを形にしたものをそのままデータ化し、建築可能な範囲でリビルドするということは、

細かく、特徴的な造形のモデリング、印刷技術が確立されているということでございます。

今後ともMAT及び3Dプリント事業にご期待くださいませませ!

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